【限定5台】トイファクトリー×ディズニー100周年モデルは“こだわり”とファンの“夢”が詰まっていた
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部
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10月28日より一般公開がスタートした「ジャパンモビリティショー2023」。自動車メーカーだけでなく、次世代モビリティのスタートアップから異業種まで500社近い出展がある今回のショーだが、東棟の最奥に位置する「キャンピングカーエリア(東8)」も人気のコンテンツとなっていた。
各キャンピングカーメーカーから様々なモデルが展示されていたが、その中でも特に巨大なブースを構えるのが、最大手の1つでハイエースキャンピングカー国内No.1シェアを誇るトイファクトリー。展示数の多さだけでも圧巻だが、ブース中央に展示されているフィアット「デュカト(L3H2)」をよく見ると、ディズニーキャラクターのモチーフがふんだんにあしらわれている。
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実はこの車両、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念のキャンピングカー「ダ・ヴィンチ 6.0 ディズニー100 エディション(以下:ディズニー100エディション)」。もちろんディズニー社公認である。
このコラボ、トイファクトリー側からのアプローチかと思いきや、担当者に聞くとなんとその発端はトイファクトリーの創設者である藤井昭文氏が人気TV番組『情熱大陸』に出演したことがきっかけ。
情熱大陸を見たディズニー社の担当者がトイファクトリーに声をかけ、昨年コラボ第1弾として『トイストーリー』の世界観を起用した限定モデル「TOY’S BOX 95」を発表(“トイ”ファクトリーだけに……)し、好評だったため今回のコラボ第2弾へと繋がったという。
デザインはトイファクトリーが担当(ディズニー社はデザイン素材の提供と世界観を崩していないかのチェックがメインとのこと)。インテリアは、100年の歴史は1つのスケッチから始まったと想定し、スライドドアを開けるとスケッチ調のミッキーが顔を出す。
さらに、初期のキャラクター『蒸気船ウィリー』のイラストから始まりディズニー作品を公開順に並べたアッパーボックスや、100年前のアメリカの映画館をイメージしたモケット素材の鮮やかなシートとクッション、古きアメリカンテイストなダークブラウンの落ち着いた木目など、他社の100周年コラボ商品はキラキラ系が多い中、どこかノスタルジーを感じるデザインはトイファクトリーの行動指針「はじまりはいつもトイファクトリーから」からにも掛けているという。
また、次の100年を楽しむという願いを込めて、あえて経年劣化しやすいチェリー材を使用しており、素材選びからデザイン1つ1つまで、トイファクトリーらしい細部へのこだわりが詰まっている。
エクステリアには、100周年記念の幾何学模様のテクスチャーに、経年劣化したスケッチブックをイメージした黄味がかったマットホワイトのラインをあしらった。なお、子どもが走行中にミッキーを見つけて近寄ってくると危ないなどの理由で、外観にはキャラクターのイラストは入っていない(代わりに、赤と黄色のお馴染みのカラーを差し色として入れている)。
ディズニー100エディションは限定5台生産で価格は2023万円(税込・諸費用別)から。10月25日から12月24日まで抽選申込を受け付け、24年1月に抽選結果が発表となる。
担当者によると、価格はもちろん2023年がかかっているが、ベースからの変更内容的に妥当な金額とのこと。また、取材時(10月26日)時点ですでに申し込みが数件入っており、春以降に順次納車予定で、カラーは2色展開だが色の確約はできないそうだ。なお、納車式も特別なものを計画しているという。
担当者の「やっとここまで辿り着いた……」としみじみした表情が印象的で、それだけ細部まで徹底的にこだわり抜いて作り上げたファンには堪らない1台。手に入れたユーザーは、夢を実現させた幸運の持ち主かもしれない。
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